
甘酒がダイエットが話題になっています。
テレビで放送以来その効果が大きな話題を呼んでいます。
スーパーの店頭からも一時甘酒が消えたりしました。
甘酒といえばお正月に初もうでの帰りに飲んだりする人は多いと思います。
甘酒は、日本古来のものでその起源は古墳時代に遡るほど古くなります。
また甘酒は、江戸時代に夏の風物詩として夏バテを防ぐ目的で飲まれていました。
そして最近では甘酒の種類も増え、スーパーやコンビニで手軽に購入することができるようになりました。
甘酒の5つの効果とは
美肌効果
甘酒にはビタミンB2 が多く含まれています。
ビタミンB2には、肌の機能を活性化する効果があるので、肌を保湿する効果とハリや弾力を取り戻してくれる働きが期待できます。
また、甘酒はビタミンB2だけでなく、ビタミンB1、B6、ナイアシンなどのビタミンB群も豊富に含まれています。このビタミンB群は、タンパク質の合成にも関わっているために内側から肌をキレイにする効果が期待できるのです。
チョコラBBを飲むのと同じような効果が期待できそうですね。
さらに甘酒の原料である麹にはシミの原因となるメラニンの生成を抑えてくれる効果があります。そのため美肌になる効果が期待できます。
特にビタミンB群は食生活の乱れやバランスが崩れているなど、疲れを感じる時にも不足しやすいビタミンのために美容のために必須な栄養素です。
脂質の代謝促進
甘酒の中にはブドウ糖が含まれます。
ブドウ糖が血液中に入ると血糖値があがります。
血糖値が上がると人は満腹感を感じられます。
またブドウ糖は、身体や脳を動かすためにも欠かせないエネルギー源です。
普段の生活の中で、何か体調がすぐれない日もあると思います。
食欲がない時もありますよね。
食事で栄養バランスが摂れてないとき、不足していることもあります。
そうした時は、甘酒を飲むことで不足している栄養を補うこともできます。
また、必要なエネルギーを摂取するためにもうまく甘酒を摂り入れるとも大切です。
さらに甘酒に含まれるビタミンB群には脂質の代謝を促進する働きがあります。
そのことから脂肪を燃焼させやすくする効果が期待できます。
このことが甘酒のダイエットとしてテレビで話題になった理由です。
また美容としても脂質の代謝を促す甘酒はどちらにも効果的です。
ポイント
特におすすめされるのは、米麹の甘酒です。
米麹の甘酒は100gに含まれるカロリー数はわずか81キロカロリーと低カロリーになります。
便秘を改善
甘酒にはお腹の調子を整えるオリゴ糖が含まれています。
さらに食物繊維が含まれていることから腸内環境の改善する効果を期待できます。
腸内環境が改善されることで便秘が改善され、相乗効果として、肌の荒れを改善できることも期待できます。
便秘の場合は、お腹が張りぽっこりお腹になります。
便秘を解消することでぽっこりお腹を改善する効果も期待できます。
オリゴ糖や食物繊維は、腸内環境を改善させるためには欠かせません。
腸内環境が改善されれば、それだけで肌への影響も大きく改善されることになります。
便秘は肌が荒れの原因になります。
これは、胃で撹拌された食物が、小腸で栄養を吸収し、次に大腸で水と一部のビタミンを吸収しています。それが、小腸で必要な栄養がうまく吸収されなくなると、必要な栄養が全身に必要な分だけ届かなくなります。
これが肌にサインとして現れるのが、ニキビなどの肌荒れです。
こういった肌荒れが出るのは、それだけ腸内の環境も大きく悪化させる状態です。
善玉菌の減少に加えて、悪玉菌の増殖が増え、さらに腸内環境が悪化する原因となるのです。
こうして悪玉菌が増えたことで、たまったガスがまた血液に乗って流れていくことで肌トラブルへと繋がってしまうのです。
美髪効果
甘酒にはビオチンという成分が含まれています。
このビオチンはコラーゲンなどのたんぱく質を作る働きがあります。
髪の成分はタンパク質です。これがきれいな髪を作る効果が期待できるのです。
また甘酒に含まれるコウジ酸にもきれいな髪を作る効果があることと言われています。
このことが甘酒で頭皮をアンチエイジングできる効果として期待されています。
特にビオチンに関して言えば、身体のエネルギーの代謝にも関わる栄養のために、頭皮の新陳代謝も活発にさせ、頭皮の皮下組織にの血流も良くなり美しい髪を作ることができます。
疲労回復
甘酒には疲労を回復させる効果があります。
毎日少量ずつ飲むことで身体の疲れが取れやすくなると言われています。
これは甘酒にたんぱく質を作るアミノ酸の含有量が高いことで言われています。
その効果は、点滴に匹敵するほどとも言われます。
甘酒の栄養の中には、システイン、アルギニン、グルタミンといった身体の栄養になるアミノ酸が豊富に含まれています。まさに飲む点滴と言えますね。そしてビタミンB群を含み炭水化物をエネルギーに変えて疲労回復の手助けをしてくれます。
リラックス効果
甘酒にはストレスを軽減させる パントテン酸やGABAというアミノ酸 の一種が含まれています。これがストレスや疲れを癒す効果が期待されています。
甘酒は古くから親しまれてきた飲み物なので、不思議と疲れた身体を癒し、リラックスさせる効果を感じられると思います。
おすすめの甘酒は米麹から作られたもの
甘酒には酒粕から作られたものと米麹から作られたものとあります。
酒粕から作られる甘酒には、日本酒などのもろみを圧縮した後に残る、白色の固形物をお湯で溶き、加熱し砂糖を加えて作ることからお酒の香りやアルコールは少しばかり加わるために飲みにくい癖があります。
ですが米麹から作られる甘酒にはお粥状態にした米に米麹を入れて作ります。
そのため甘いの成分は砂糖ではなくでんぷんからの甘みのため自然な甘みのため、糖質も少なくなり、ダイエットにも甘酒は米麹から作られたものがおすすめになります。
酒粕の甘酒はなぜだめなの?
甘酒にはもともと大きく分けると米麹から作られるものと酒粕から作られるものと分けることができますが、その内の酒粕から作られる甘酒には、アルコールが含まれていることが一つの向かない原因です。
ただ甘酒といっても加熱することでアルコールのほとんどは飛んでしまい微量のアルコール分のみ含まれています。
そして一番おすすめできない要因は砂糖が含まれていることです。
砂糖を摂ることは糖質を多く摂ることになり、太りやすくなる原因や糖尿病の原因となっています。