
個人カーシェアは、会員登録している利用者が個人所有のクルマを貸し借りするサービス。
利用者は比較的安い価格でクルマに乗ることができ、貸す人は自分が乗らないときに愛車を貸すことで収入を得ることができる。
15年5月にディー・エヌ・エーが「Anyca(エニカ)」をスタートしてからニーズは拡大。
サラリマンのお小遣い稼ぎとしても個人カーシェアは利用する人が増えた。
個人カーシェアは全てネットで行う。
例えば、Anycaの場合は所有している愛車をオーナーが、自分のプロフィールや車の写真、装備などの情報、使用料や受け渡し可能な時間帯といった条件を登録する。
クルマを借りる人も、自分のプロフィールや運転免許証などの情報を登録する。
借り手がクルマを借りるときは、専用アプリやウェブサイトを使う。
そして車の受け渡しエリアや車種、料金帯、使用日時などから借りる車を検索。
目当てのクルマが決まったら、オーナーに予約リクエストを送る。
オーナーが予約リクエストを承認すると予約が確定する。
そして受け渡し場所でクルマを受け渡す。
貸出料金はクレジットカードで決済されます。
Anycaの場合は、手数料として貸し手から使用料の10%を取る仕組みになっている。
個人カーシェアではどんな車種が人気
Anycaの例だと、2017年時点の会員数は7万人、登録されているクルマの数は3500台。
会員の9割5分は男性で、地域別では東京都在住が半数、関東の1都3県で8割の利用者がいる。
人気の車種は、高級車やオープンカーのように乗ってみたくても手を出しにくい車。
新型車。
大人数で乗れるなど実用性がミニバンなどです。
アルファードヴェルファイアをカーシェアで借りるには24時間で9980円くらいが相場になっています。
Anycaで人気になっているのは、オープンカーやミニバン、他ではベンツやBMW、アウディなどの外車です。
プリウスやアクアなどのハイブリットカーやコンパクトカーよりも、あまり実用的でない車のほうがニーズがあります。
つまり、趣味の車を所有している人は高値で車のカーシェアに出すことが可能ですね。
24時間で約1万円くらいになりますから、月に3日も貸せば月3万くらい稼ぐことが可能です。