ブルーマジック

メタルポリッシュクリームってご存知でしょうか。

メタルポリッシュクリームは、自動車のホイールやバンパーに、バイクのフレームやマフラーなど、ありとあらゆる輝ける部分を磨くことができるサビ落としです。

きれいに磨き上げるだけでなく、その後に錆などをつきにくくしてくれる商品です。

基本的には車用で使われることが多いようですが、必ずしも自動車に用途を絞っているわけではありません。

家庭にある身近なもので、アルミやステンレスなら何でもきれいにすることができます。

水道の蛇口なども見違えるようにキレイになります。

メタルポリッシュクリームを使えば、家の中も見違えるようになります。

クリームを塗って、それから後は乾いた布で仕上げをします。

そして、自分の顔が写りこむぐらいにきれいに拭き上げます。

メタルポリッシュクリームの使い方

ブルーマジック

メタルポリッシュクリームの使い方は簡単です。

  1. 柔らかい布に、メタルポリッシュクリームを適量付けます。
  2. キレイに磨きたい部分にメタルポリッシュクリームをつけていきます。
  3. 汚れた金属部を布が黒くなるまでこすります。
  4. ピカピカになるように磨き上げます。
  5. 仕上げにキレイな布で拭き上げます。

これだけで、簡単にステンレスやアルミのサビが落ちます。

このクリームの中には研磨剤が入っています。

それによって汚れを研磨して落としてくれます。

研磨剤といっても、金属を傷める大きなタイプではありません。

最初に、表面の汚れなどは軽く落としておきましょう。

砂などがついているとそれらで傷がついてしまうことがあります。

軽く水洗いするのがいいでしょう。

後はメタルポリッシュクリームをつけて磨きます。

磨けたら乾いた布で引き取ります。

美しさがよみがえります。

キュッキュッと鳴るようになったら、平滑度がかなり上がっている証拠です。

注意点。

付け過ぎは、よくありません!

磨いている際に、ヌルヌル滑る感じがするようでしたら、それか「付けすぎ」です。

付けすぎると、研磨粒子が布に馴染んでくるまで磨けません。

研磨粒子が布の上で動いている状態では、ワーク(研磨対象)に全く食い込まず、研磨になりません。

加減が判らない場合は、「最初はごく少量」から試してみて下さい

メタルポリッシュクリームとは

メタルポリッシュクリームは、Blue Magic(ブルマジック)と言われることも多いようです。

「メタルポリッシュクリーム」は、金属パーツの研磨・艶出しに使用するクリームの事です

金属全般の研磨、艶出しに使います。

ラベルには、「クローム(クロムメッキのこと)、アルミニウム、マグネシウムホイールに」と書かれています。

ステンレスや炭素鋼(ハガネ)など、広く金属表面の研磨にも使うことができます。

金属以外の使用の可否については、塗装面はOKか?、及び、使用NGパーツの項目をご覧ください。

最近では「シンクを磨くとピカピカになる」と話題になりましたね。

元々は自動車の金属パーツやトラックのメッキホイールを磨くための「カーケミカル用品」です。

よく比較される商品としては、国内製品の「ピカール」や、ワコーズの「メタルコンパウンド」などがありますね。

メタルポリッシュクリームの研磨粒子、成分

メタルポリッシュクリームに使用されている研磨粒子は、アルミナ(酸化アルミニウム)です

研磨粒子の平均サイズ(粒径)は5ミクロンです

番手に換算すると、おおよそ#3000番あたりになります。

しかし、これはあくまでも計算上の話しです。

3000番のサンドペーパーと同じ目に仕上がるとわけではありません。

使うベースが硬いと、ワークへの食い込みも大きくなります。

同じ番手(粒度)を使用した場合でも、剛性の高いものを当てて、圧が逃げないようにして磨いた場合と、柔らかいバフで圧力を逃しながら磨いた場合では、仕上がりが異なります。

メタルポリッシュクリーム成分一覧

 メタルポリッシュクリームの成分一覧
成分 別名 用途 備考
酸化アルミニウム アルミナ・アランダム 研磨剤 平均粒子サイズ5μ
含有量25~35重量%
水素化精製軽質留出油 ケロシン・灯油 溶剤・ベース剤 吸引注意
オレイン酸 脂肪酸・油 潤滑剤 オリーブ油に多く含まれます
水酸化アンモニウム アンモニア 還元剤 酸化防止、吸引注意です。
ジメチルポリシロキサン シリコン 表面保護・艶出し 無害、ジメチコンとも言われシャンプーにも入る成分です。
硫酸バリウム バリウム 顔料(白色) 胃のレントゲン検査で造影剤としても飲みます。
ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル 界面活性剤 水と油の仲介剤
C.I.ピグメントブルー29 ウルトラマリン 顔料(青色) 着色用
ヘキサヒドロ(中略)-1,3,5-トリアジン 粘度調整剤と思われます 少ししか入っていません

【参考】「ピカール金属みがき」の平均粒径は3ミクロンです

ピカールにもさまざまな種類があり、それぞれに研磨粒子の素材と粒度が異なります

粉末の磨き粉をコンパウンドと呼ばないのは、ほぼ研磨粒子のみで構成されており、研磨剤と基材を混合・一体化させていないからです。

タイヤのトレッド面のゴムも「コンパウンド」と呼ばれますね。

タイヤの場合は「ゴムをベースに、カーボンや油分を混合したもの」という意味になります。

つまり、コンパウンド=研磨粒子 ではありません。

「コンパウンドが入っていないので、傷が付きません」と説明は間違いです。

磨いた時に傷が付くかどうかは、研磨剤の粒子サイズと、磨く対象の硬度によって左右されるのです。

メタルポリッシュクリームに研磨剤が含まれていますが、粒径が小さいため(対象物の硬度が低い場合を除いて)傷とはなりません。

※厳密にはミクロの傷は入るのですが、微細過ぎるため、肉眼では平滑に見えます。

 

メタルポリッシュクリームに最適な布は?

必ず柔らかいウエス(布)を使いましょう

コンパウンドと相性の良いウエス(布)の条件の一例

  1. 目が詰まっていて、ある程度の厚みがある(研磨粒子をしっかり保持して裏抜けしない)
  2. 毛足が無い ※毛足が長いと、研磨粒子が毛足の間に入り込み、研磨効率が悪くなります。
  3. 柔らかくて生地として強く、微細な砂粒などが付着していない
  4. 生地の色が明るめの色 ※金属粉によって黒くなるため、研磨の状態がわかります。

などです。

「コンパウンド用磨きクロス」であれば、一番ベストです。

わざわざ買うほどでもない人は、使い古しのTシャツなどでも十分です。

 マイクロファイバークロス(毛足のあるタイプ)は、毛足の間に研磨粒子が入り込むため研磨作業には向いていません

また、毛足が動くため研磨粒子が固定されにくく、作業効率もよくありません

マイクロファイバークロスを使う場合は、必ず毛足の無いものを使用して下さい。

 

車やバイクには、シリコン入りのメタルポリッシュクリーム

車やバイクのパーツ磨きに、メタルポリッシュクリームはおすすめです

ブルーマジックにはシリコンが含まれていますので、磨き上げると表面にシリコンの薄い被膜ができます

「シリコンコーティング」が水を弾き、表面の劣化を防止してくれます。

メタルポリッシュクリームは、元々自動車用のカーケミカルとして開発されました。

そのため、研磨後の艶の保持にも配慮されています。

カーケア用のコンパウンド(研磨用ペースト)には、シリコンが入っていないものもあります。

コンパウンド(研磨用ペースト)は、傷取りや研磨に特化した研磨材です

メタルポリッシュクリームの販売サイトで、「メッキにはお使い頂けません」と表示しているところがあります。

しかし、これは少し違います。

メタルポリッシュクリームのラベルの正面には、「For Chrome」と赤色で大書されています。

これは、「クロムメッキに(お使い下さい)」という意味です

ただ、使えるのはあくまでもクロムメッキです。

同じメッキでも金メッキは硬度が低く、メッキの厚みも極めて薄いため、軽く磨いただけでメッキが剥げ落ちます。

つまり「クロムメッキはOKですが、貴金属メッキはNG」です。

 

メタルポリッシュクリームを家の中で使ってみた

メタルポリッシュクリームを家の掃除で使ってみました。

ランドリーラックサビていたので、メタルポリッシュクリームで磨いてみました。

磨いてみた

サビ取り

ずいぶんきれいになりましたよ。

軽く磨いただけでピカピカになりました。

ついでにタオルハンガーも磨いてみました。

さび落とし

面白いくらいキレイになりました。

車用に購入しましたが、家の掃除でも役に立ちました!

 

メタルポリッシュクリーム販売店

メタルポリッシュクリームは、amazon等の通販サイトで購入できます。

実店舗で購入する場合は、オートバックスなどの自動車用品店で販売されています。

しかし、扱い店舗が限られるので探すのが大変です。

大型店に行くといいでしょう。

実店舗の場合は、店頭在庫があるかどうかは、個別に確認してください。

一方、ホームセンター等ではあまり取り扱いがありません。

近所のホームセンターは全滅でした。

Amazonで購入はこちら

 

メタルポリッシュクリームまとめ

いかがでしょうか。

メタルポリッシュクリームはさび落としや、家のステンレス掃除にとても役に立つ商品でした。

たっぷり使える大容量で1527円なのはお買い得と言えます。