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家(マンション)は賃貸と購入どっちがお得?本当の答えとは

どっちがお得
よく比較されることですが、家は賃貸でいるのと買ったほうが得か話題になります。
会社でも実際には買った人は、家は買ったほうが得だと主張します。
一方で賃貸に住んでいる人は賃貸のほうが得だと言います。
どちらにも考えがあってそうしているのですが、本当の答えはどっちが得なんでしょうか。

家(マンション)は賃貸と購入どっちがお得

マンション
会社で話題になるケースでは、そもそも賃貸の人は借りている間取りが狭い部屋のケースが多く、賃貸で家賃は11万で2DK広さは50平米、購入している人は3LDKで広さは80平米です。
これでは比較にならないので、たまたま同じマンションに住んでいる人で、賃貸で住んでいる人と、購入した人がいますので、比較してみたいとおもいます。
間取りも同じ3LDKで約80平米です。
賃貸の人は家賃13万8千円毎月払っています。
一方、購入した人はローンで11万3千円毎月払っています(ボーナス払いなし)。
年間の支払額は賃貸の人が165万6千円
購入した人は135万6千円です。
これに購入した人は税金がかかります。年額12万8千円固定資産税を支払っています。
合計金額は148万4千円です。
これをローンの支払い期間の35年間で比較してみます。
賃貸の人は35年間で5千7百96万円家賃を払います。
一方、購入した人は5千1百94万円でローンを完済します(固定資産税込)。

これだけみると購入の方が得に見えますが、果たしてそうでしょうか。
賃貸の場合、給湯器やガス台が壊れて交換することになります。
給湯器やガス台は15年で交換する必要がありますので、約2回の交換が発生します。
この他にマンションのケースだと管理費や修繕積立金がかかります。
このマンションのケースは管理費と修繕積立金で月2万円、1年で24万円かかります。
35年間では8百40万円かかります。
これに給湯器とガス台の交換2回で約70万を加算しますと、全部で6千1百4万円かかります。
賃貸より購入の方が約3百万円多く支払うことになります。
こう見ると35年間では、賃貸の方が得に見えます。

35年ローン支払い後の比較

ですが、35年を超えたとき立場は大きく変わります。

購入した人はローンの支払いが終わりますので、毎月2万円の管理費と修繕積立金だけです。

一方で、賃貸の人は13万6千円を払い続けることになります。
もちろん、古くなったので家賃の減額はあるかもしれません。
ですが、35年後、一般的には会社の定年になる年にもなり、年金暮らしになるかもしれません。

一方で購入した人はローンを完済してしまえば、支払負担はありません。
人生80年と考えれば、購入した方が得なのかなって考えてもいいのではないでしょうか。
一方で、住む場所を決めず、老後は海外で暮らそうと思っている人は賃貸のままいるほうがいいかもしれません。

賃貸を考えている人におすすめなイエプラ
イエプラの評判はこちらが参考になります。

まとめ

家
家(マンション)は賃貸と購入どっちがお得?
本当の答えとはその人のライフスタイルで変わります。
ということになります。

家を購入するかどうかは、将来のプランを考えて決めるのが一番だと言えます。

家(マンション)購入の注意点

家(マンション)購入にはライフプランが必須です。
将来売却の可能性もありますね。
家(マンション)購入にはライフプランが欠かせないということです。
収入や資産、家族構成はもちろん、家計の状況やこれからの夫婦の働き方、家族が増えるのかどうか、老後の生活設計など、家族がどうしたいかをよく考えることが必要です。

 また上記のケースは、一度購入した家にずっと住み続ける前提になっていますが、ライフプランに合わせて住まいを買えるケースもあります。
退職後は子どもたちと暮らした広い家を売却し、利便性の高い中古マンションに引っ越すケースもあります。

 賃貸の場合も同様ですが、ライフスタイルに合わせて住まいを変えることができる自由度の高さはメリットがあります。
家族が増えたら広くて家賃の高いマンションに引っ越すかもしれませんが、将来の状況によってはより家賃の低いアパートに引っ越すことがあるかもしれません。

資金繰りに余裕がなくなるリスク

遠い将来の収支をよく見越してしまうと、いざ仕事や病気などで収入が減った場合大変なことになります。
教育費を負担しながら老後資金を貯めていく時期の資金繰りも大切です。

ライフプランに基づいて将来の家計を予測し、頭金を決めて初めて購入できる住宅の適正価格が決まってきます。
適正価格を超えた高い住宅を買った場合や頭金が少なすぎた場合などは、資金繰りに余裕がないことも多く、非常にリスクが高いといえます。

 一方で賃貸の場合は負債を抱えません。
そのかわり住宅という資産がなく、老後も家賃負担が続くため、別の形で将来の資産を築くことを意識する必要があります。

資産価値が減る危険性

住宅を購入すればローン完済後には自分のものになるため、老後に家賃の支払いがなく、自宅が資産として残るのは安心なので購入する人も多くいます。
家(マンション)は資産ですから価値があり、その資産価値は賃貸に出した場合の賃料で決まります。
長期的には、賃料の下落に準じて住宅価格そのものも下がっていくリスクもあります。

家(マンション)購入は実は不動産物件への投資です。

投資
 家(マンション)の購入は「自分が住む不動産物件への投資」としても考えられます。

投資と考えれば、価格が安かったら買ってもOKですが、高かったら賃貸で住み続ける方がいいと考えます。
投資なので、買った物件が将来大きく値上がりすれば売却益を得られますよね。
しかし、逆に値下がりして損失をすることもあります。

もちろん売却しなければ利益や損失は確定しませんし、資産価値以外の視点の方が大切かもしれません。

今、現在は超低金利で国の補助も手厚い。
なら家(マンション)の買い時と思っても不思議ではありません。
しかし住宅ローンを組むということは、借金をして長期間資産を住宅に固定することです。

 家計のバランスシートには負債を抱えるリスクがあることを理解してください。
今の家賃と比較して損得だけで購入か賃貸かを決めるよりも将来設計の中でどんな暮らしをしていくのか家族で決めるのが一番です。
家(マンション)は、生涯で一番高い買い物ですから、じっくりと考えることが大切です。

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